服部猛の取り組み
環境への取り組み
服部猛では以下のような取り組みを行っています。
国内事務所の取り組み
- 事業所の照明を省エネ型照明器具(LED)に更新する。
- ブラインドを使用し、日光の入射熱の遮断、取入れを行う。
- 低燃費車(ハイブリッド等エコカー)への更新(2025年までに50%以上導入)。
- 廃棄する繊維を社内にて有効活用する。
- 電子化によるペーパーレス化推進。
PT.ハットリインドネシアの取り組み
服部猛子会社の海外工場(以下、PTHI)では、廃水をろ過・浄化する設備を設置し、PTHIサイジング部門で使用された廃水を再利用する取り組みを行っています。工場から出た廃水をろ過、PH調整、浄化し、浄化された水を、工場内の植物や生物のために活用しています。
また、浄化された水の水質を確認するため、定期的に水質検査を実施しています。
事業継続計画(BCP)について
はじめに
服部猛株式会社事業継続計画(BCP)について
政府の地震調査委員会により、静岡県から九州沖合にかけての南海トラフ沿いでマグニチュード8級の巨大地震が、今後30年以内に70%~80%という極めて高い確率で発生するという見解が示されております。
このような状況下において企業はその社会的責任としてその信頼と期待に応えるべく、不測の事態で企業活動がダメージを受けた場合に、短期間で主要な業務を再開させ、顧客流出、シェア低下、企業評価の低下等を防ぐといった各種リスクコントロール、いわゆる事業継続計画(BCP)を策定する必要があります。
事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)とは、企業が自然災害などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限に留めつつ、中核となる事業の継続、あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことをいいます。(中小企業庁BCP策定運用指針より)
ここ数年来、当社の取引先においてもBCPの取組に対する関心の高まりは顕著に見受けられ、当社に対してもBCPの取組への期待、要望が高くなってきておりました。この様な状況を受けBCP策定チームを編成し、議論、検討を重ね、事業継続計画を策定しました。
最後に、この計画書が有事の際に皆様の行動指針、対策の一助になることを願っております。
令和3年7月9日
服部猛株式会社
BCP策定チーム
BCP基本方針
当社は、目まぐるしく移り変わる時代の流れの中で、常に産業構造や経済状況を見据えお客様と社会が真に必要とするものを模索し、提案することを使命と考えており、誠意と堅実をモットーに、より優れた繊維資材を提供すべく最善の努力を重ねてまいります。
また、地球規模で環境問題が叫ばれる今、自然環境や資源の保護・エネルギーの省力化は重要な問題であり、繊維の力によってこれらを実現し未来につなぐことも、当社に課せられた重要な使命と思っております。
これら使命を果たすため、災害など緊急事態が発生した場合でも事業を継続できるよう、以下の方針に基づき、BCPを策定・運用します。
1.取引先からの信用を守り責任を果たすため、継続しなければならない事業の遂行に全力を尽くす
従業員について2.社員の健康を守り、雇用を維持する
地域社会について3.繊維のしなやかな力を通して、地域社会に貢献する